京都市域からけいはんな学研都市にかけては、多様な企業や、産業支援機関、大学・研究施設が数多く集積しています。この一帯を「京都イノベーションベルト」として様々な取組を進めており、本セミナーではその強みや可能性を考えます。中堅・中小・ベンチャー企業をはじめ、多くの皆様のご参加をお待ちしています。
1.基調講演「京都イノベーションベルトへの期待」
講 師:京都大学大学院総合生存学館(思修館)教授 山口 栄一氏
大学等で生まれた「知」を「価値」に変えて社会を豊かにすること。これはまさにイノベーションのなせる業です。それを加速するためには「知」が「共鳴」する場所が必要ですが、「京都イノベーションベルト」には、多様な機関、企業が集積しており、そうした「場」としての機能を発揮する大いなる可能性があると考えられます。そこで、今回は、そのような「共鳴場」が成立する条件についてケーススタディを用いながら考察し、「京都イノベーションベルト」において中小・ベンチャー企業とそれを支援する公的機関がどのように連携すれば、その真価を発揮できるようになるかを議論します。
2.京都イノベーションベルト地域の主な機関の取組事例紹介
発表機関:
京大桂ベンチャープラザ 〈(独)中小機構基盤整備機構〉
京都大学国際科学イノベーション棟 <京都大学>
京都リサーチパーク <京都リサーチパーク(株)>
京都市成長産業創造センター(ACT Kyoto) <(公財)京都高度技術研究所>
けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK) <(公財)京都産業21>